00211-041102 キヤノン IXY Digital L2のいいところ
1限、2限:shioゼミ2年3年
・雑誌記事と名誉毀損
・真実とは何か
・事実とは何か
・法律家として考えるべきこと、考える手順は何か
ランチ。研究室でRとともにお弁当を食べる。
3限:shioゼミ1年
・表現者のメッセージを読み取ることの意味
・読み取ったメッセージを自分の言葉で表現する意味
・さまざまな表現の手法
・教養とは何か
・民法90条のメッセージ
・契約自由の原則はどこに書いてあるか
・法律行為とは何か
・契約のプロセスと債権の発生
・債権とは何か
・民法399条の意味
4限:民法1
・94条2項と96条3項
・原則と例外
・第三者の保護要件は善意のみでいいのか
・無過失、登記、権利保護資格要件としての登記の要否
・転得者に関する絶対的構成と相対的構成
M来訪。写真をCD-ROMに焼く。
S研究室からSOS。ビデオチャットで対応。
アップルストアに電話。
夕方からshioゼミ夕食会。14人参加。
スタバでお茶して解散。
写真家の田中希美男さんのサイト(非常に参考になることが書かれておりいつも読ませていただいております)で10月29日にL2が紹介されています。それによるとLからL2への変更点は、 (1) 400万画素から500万画素になった
(2) イージーダイレクトボタンが新設された
(3) AFがワイド5点から9点になった
(4) 連写性能が上がった
(5) VGAサイズの動画が撮れるようになった
ことくらいだと書かれています。
しかしshioは、画素数はそんなに気にならないし、プリンタにダイレクト印刷はしないし、AFは中央の一点に固定して使うし、連写はしないし、動画は撮らない(撮るならサンヨーの「デジカメ」で撮ります)。
shioから見てもっとも大切な変更点は、
SI(重力)センサーが付いた
ことです。実はshioはLを持っている(今はKに貸し出し中)けれど、それを買うとき悩みに悩んだのは、Lに�SIセンサーが付いていないから。キヤノンのデジタルカメラが決定的に他社製より秀でているのは、SIセンサーが付いているため、Macに写真を読み込んだ際に、縦位置の写真をいちいち90度回転させる手間がない、という点なのです。SIセンサーが付いていると、写真に「縦位置で撮った写真であり、どちらを上にして撮ったか」という情報が付加されるため、Macに読み込んだ時点できちんと縦位置に表示されるのです。shioは一回に撮影する枚数が多いため、この機能が付いているといないとでは、作業量が大きく異なります。
しかしほかのキヤノン製のデジタルカメラには軒並みその機能が付いているのに、Lだけは付いていなかった。小さな筐体なので、センサーを入れるスペースがなかったのだろうと納得し、Lを購入したのですが、使ってみるとやっぱりこの機能は必須。
それで今回、L2が出たとのアナウンスを聞いて、真っ先に調べたのがこれ。今回はSIセンサーが入っています。これなら使いやすい。ようやくIXY Lもキャノンのカメラらしくなったということです。
とはいえ、実際に撮影する際には測距(あっ、ATOKにはこの単語、入っていない。すぐ単語登録!!)にかかる時間が短いことが大切。リコーのCaplioのように外部で測距するカメラと比べて、測距時間がどの程度なのか、早く実機をさわってみたいです。
ちなみに先日のゼミ合宿で卓球をする学生たちをCaplio GXで撮影したとき、測距モードは「スナップモード」でした。このスナップモードはリコーのコンパクトカメラにはフィルムカメラのGR1sの時代からあるもので(あるいはもっと前からかもしれませんが)、非常に便利。広角レンズだからできる技ですが、距離を2.5mに固定することによって、測距プロセスを経ることなくシャッターを切ることができるモードです。ほぼタイムラグゼロで撮影できます。
L2のクイック撮影機能がはたしてどの程度クイックか。
お店で確かめるのが楽しみです。
Kさんから、現在shioが一番お勧めするデジタルカメラは何ですか、というご質問をいただきましたので書いておきましょう。いまのところ、shioのデジタルカメラ一番のお勧めは、4万円以下ではCaplio R1Sです。が、できるだけ小さい方がいい、ということであればL2もいいと思います(ヨドバシカメラで41,800円の15%還元です)。画質がとてもいい。ただし、L2はズームレンズではなく単焦点レンズ。shioはズームはあまり必要としないのでL2をお勧めできますが、ズームレンズが必要という方にはL2は選択肢からはずれます。(なお、プロの方のように、各社のデジタルカメラをすべて見比べ使い比べているわけでは決してないので、その点はご了承ください。)
R1Sなら、28mm〜135mmのズームレンズが付いている上、バッテリーは一回の充電で500枚も撮影可能。L2の120枚とはかなりの差です。一日に120枚撮ることがない、という人でも、この差は大きいです。なぜなら、バッテリーは繰り返し充電すると充電容量が減っていきます。バッテリーの繰り返し充電可能回数が500回だとすると、L2のバッテリーの場合、毎日充電すると1年半もたたずにバッテリーの寿命がくることになりますが、R1Sのバッテリーを毎日充電するほど撮影する人はほとんどいないと思いますので、バッテリーの総寿命はR1Sの方が相当長くなります。